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【スペイン】セビーリャのヒラルダの塔

首都をモロッコのマラケシュとしたムワッヒド朝が北アフリカを支配する時代に、アンダルシアもまたムワッヒド朝の支配下におかれました。
その当時のセビーリャはアンダルシアの中心として統治されて、君主はマラケシュとセビーリャの往来を頻繁に行っていました。

地理的な要因からかムワッヒド朝の要人はセビーリャを重要に扱い、数年と言う長期間で留まり強固な年を築きました。当時はマラケシュ、チュニスに次ぐ大都市となり、ムワッヒド朝の副都にまで成長していきました。

北アフリカとアンダルシアの交流のパイプラインが太くなることで人口増加し、宗教を軸とした建築事業として非常に大規模なプロジェクトを行ったのがヒラルダの塔です。

と言ってもレコンキスタ後は大モスクの一部であったミナレットの部分(ヒラルダの塔)だけ残してキリスト教の大聖堂に上書きされたため、当時の様相を感じれるのはこの塔だけと言う状態です。

そして現在塔に併設されたセビーリャ大聖堂は世界最大のカトリック教会の一つとして数えられています。
ヒラルダの塔が高さ97メートルもあるので、分厚い外観を持った大聖堂と合わせて街の中では異質なまでの存在感を出していて、まさにThe セビーリャと言う威厳を感じます。

ヒラルダの名の意味は「風見」です。
ミナレット頂点にある美しいブロンズ像は風見の役目をしています。(風見鶏のようにクルクルと回転するものではありません)

塔の内部では急な螺旋階段を果てし無く登っていきます。普段100メートルのビルを階段で登ることはないですからね(笑)
街の建物の高さが低いこの街ではヒラルダの塔に登ってしまえば360度視界を遮るものもなく見晴らしの良い時間を過ごすことができました。

街の茶色の統一感によって見落としがちですが、闘牛場やメトロポールパラソルなども確認できます。
上の写真では右上にメトロポールパラソルが広がり、白い突起物とアーチは橋です。確認できないですが川が流れていることが分かります。

こう見ると非常にコンパクトにまとまった街に思えますね。

セビーリャ大聖堂だけでも非常に見応えがあるので、スルーしまいがちなヒラルダの塔ですが、時間があれば是非登ってみてください。
写真も撮りやすいですし、闘牛場、メトロポール、スペイン広場などのセビーリャの各要所に点在しているモニュメントを見つけるのが面白かったですよ。

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