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【スペイン】グラナダ・サクロモンテの丘

夕日どきには絶対に高台に行こうと思っていました。

前回の夕日はサン・ニコラス広場周辺に行きましたので、別の角度からアルハンブラ宮殿とグラナダを見たかったです。
グラナダのメインである3つの丘の一つサクロモンテの丘に向かいました。

宿の住人には「この地域は素敵なところではあるけど、あまり暗い時は行かない方が良い」と教えられましたが、行ってみたら言わんとしていることは理解できました。

 

サクロモンテの丘の行き方はいくつかありますが、一般的にはバスでサクロモンテ通りに沿って予約した洞窟フラメンコの会場に向かう方法です。

洞窟フラメンコは別の機会で行きますが、今回の夕焼けどきには主に高台からの撮影がしたいので私の場合はサクロモンテの丘の頂上にあるサン・ミゲル展望台が目的地となっていました。
このサン・ミゲル展望台に向かうにはアルバイシン地区、サンニコラス展望台よりも北側から向かうとスムーズに行くことができます。

スムーズと言っても途中からは荒涼とした砂利道を進んで行くことになります。

えらい変なところでフラメンコショーがやっているようです。気になりましたが、この奥は覗けませんでした。
サクロモンテ地区は歴史的には争いを逃れたロマ人が洞窟を居住化していますので、一風変わったものが沢山見ることができます。

また、「グラナダがヒッピーの聖地」たる所以を生み出したのもこの場所で、様々な国からヒッピーがこのサクロモンテに住み着いて生活をしています。彼らは無償で洞窟の中に暮らし、日中や夕方はカフェが集まるスクエアやサン・ニコラス展望台のような観光客が集まる場所で大道芸をして生計を立てています。
ヨーロッパの人たちは気前が良いので意外に良い生活が出来ているのかもしれませんね。

そのまま展望台には行かず、説明が少しワープしますが、ここはサン・ミゲル展望台を越えた東側の裏手となります。

ここからでは分かりませんが、上の写真の手前の山の斜面に住居が沢山あります。

洞窟の奥の深さは分かりませんが、入り口付近は木造で仕切ってたり、ドアを打ち付けてあります。もちろんポストとかはなさそうです(笑)
恐らく電気も水も通っていないので、夜は慣れていないと歩くのが難しいかもしれません。

洞窟住まいの女性が湧き水をこのような形で運んでいました。
住居費が掛からないのであればこれもありかもしれません。それにグラナダはシエラネバダの恩恵を受けて水も綺麗ですからね。

個人的な感想ですが、この周辺は閉ざされた感がある空気が漂っているので、不用意に立ち入らない方が良いです。
実際、丘の住民と目があった時には、撮影していないにも関わらず手に持っているカメラを見て途端に「お金を払え」と言われました。

先ほどの地区をそのまま降りて行くとゲストハウスや洞窟フラメンコもあるので、上手く生活が観光化している人とそうでない人と別れている感じもします。もし敢えてここら辺を訪れるのであれば家の造りで判断すれば大丈夫そうです。

とは言え、この地区からのアルハンブラ宮殿の景色は絶景で、思わず夜景の時間まで居たい気分になりました。

サン・ミゲル教会の方から続く城壁が落ち込むところでの撮影です。アルハンブラ宮殿の先は平野が広がっていて、街にはより立体感が生まれています。

サン・ミゲル展望台に向かいます。
勾配のある丘を突き進むとやがて目的の展望台が見えて来ます。

ここも「サン」と付くだけあって教会がメインで、その敷地が展望台となっています。

皆さん本当に夕日好きです。
色々と回り道をしましたが、正直この展望台はそれほど簡単に来れる場所ではないです。
それなのに結構なお年の方も多く来ていたので、グラナダに観光しに来る人はちゃんと覚悟して来ているように思えます。

グラナダはどこ回るにも坂だらけですから。

素晴らしい景観です。
夕やけの沈む方向に向かって視界が全て開けています。ここサクロモンテの丘がグラナダの街の中で一番高い位置ということが分かります。

左のアルハンブラから右のアルバイシンが丘となり、その間から流れるように街が出来ています。

 

待ちに待った夕日の沈むシーンです。

オレンジのトーンが物凄く強く、周りのすべてのものの色を染めていました。
あまり見たところのない色の染まり具合をゆっくりと楽しむことができました。

もしかしたら、グラナダで夕日が人気なのはこの特別な色を知っているからなのかもしれません。

夜が更けるまで居たかったのですが、夜の予定があったので名残惜し見ながら下山です。
途中でヒッピーの方達が夕日を見ながらハッパを吸っている横を通りながら降りました。

ハッパでもお酒でもなんでも良いですが、ゆっくり夕日から夜景に変わって行くグラナダの景色を見れたらそれは格別でしょうね。

 

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