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スイーツにHDRがけは如何なもんでしょう

通常は風景写真に大活躍してくれるHDR合成ですが、ポートレイトテーブルフォトなど美しさや美味しさを引き立たせるにはあまり使うことがありません。
スイーツの写真でHDR合成をしてみますが、普段よりも調整を弱めにかけたら効果的にはどうなんだろうと思って試してみました。

 

これが元の写真です。どうしても露出補正を後でする癖、そして風景を撮影している設定でそのまま撮影するのでアンダー目に写ってしまっています。

20150814-IMG_9424-2

この写真はブラケット撮影ではなく単一RAWファイルですが、Photomatix Proに読み込んで行きます。

「自然な雰囲気」にするには露出合成モードがトーンマッピングよりも良いのですが、単一RAWなのでトーンマッピングの「細部強調」で調整してみます。(ちなみに単一写真でも露出合成は使うことはできます)

トーンマッピングモードの「細部強調」はいわゆるHDR調を引き出すのに一番使う調整法です。普通に調整をすると、ディテールが浮き出しすぎて美味しくない雰囲気になるので、調整を緩めにしてみます。

例えば細部強調の調整でコアな調整の「強さ」「トーン圧縮」「細部コントラスト」「照明の調整」をかなり控えめにします。

スクリーンショット 2016-02-17 3.26.00

試した感じ全然良さそうなので、このまま下の適用ボタンを押します(上の画像ではLightroomプラグインを利用したためにボタン名が「保存し再インポートする」になっています)。
出来上がったイメージがこちらです。
全然悪く無いですよね。ギシギシもガサガサもしていないですし、ポートレイトとかもいけるんではないかと思わせる結果です。

20150814-IMG_9424_tonemapped

 

ちなみに元写真をLightroomで現像したものはこちらです。

20150814-IMG_9424

2つのイメージを比べてみるとPhotomatix Proで調整した方が忠実な色再現で、Lightroomの方が暖色が少し強調されて温かい雰囲気です。
どちらも良いと思いますが、このぐらいの調整はどちらでも後補正出来るので誤差ぐらいです。

 

ちなみに拡大比較イメージを表示してみました。両方ともディテールに関しても全然問題なさそうです。

スクリーンショット 2016-02-17 3.34.52

左がPhotomatix Pro、右がLightroomです。
Photomatix Proのほうがわずかだけ土台のクッキーの質感が良さそうですが(このサイトでは画像が小さいので分からないですよね)、どちらも良く仕上がっていると思います。

 

今回は既成概念であった、ポートレイトなどの「被写体を柔らかく表現」していくもの」=「HDR向きではない」と言うことを覆されました。

普段慣れているワークフローがあるので、Photomatix Proを無理にポートレイト専用にワークフローを追加していくということはないですが、もう少しテストを重ねればPhotomatix Pro新しい使い方や苦手被写体への調整法が見つかるかもしれません。
たまにはギチギチのHDR合成ではなくこのような感じのイメージを作ると新鮮ですね。

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