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ブラケット撮影で構図がズレてしまったよ

HDR合成に欠かせない「ブラケット撮影」ですが、暗いシーンなどでシャッタースピードが遅くなるケースや、不安定な足場、または腕をしっかり固定しない状態で手持ちでブラケット撮影をすると、各ブラケット写真間で構図がズレて合成時にピンボケイメージのようになってしまう現象があります。

基本的には三脚を立ててのブラケット撮影であれば間違いは無いのですが(三脚を立てた状態での撮影でもシャッターを強く押したりする場合は、カメラから三脚に重さが伝わり構図ズレを引き起こすこともあります)、手持ちの場合は十分に注意が必要です。

20151227-IMG_4631_2_3

Photomatix Proではこの構図ズレまでもしっかり対応していますので、ある程度の構図ズレまでであればちゃんと補正をしてくれます。

 

上のHDRイメージ合成後のものですが、このイメージ用のブラケット写真3枚はひどい構図ズレがありました。縦線を軸にどんな状態か見ていきましょう。

運河ズレ
奥に見える塔の部分から真っ直ぐ縦線を引いても各写真での構図ズレがわかりますが、右の建物のズレも明らかです。実は手持ち撮影でカメラをしっかりホールドせずに撮影をおこないました。この写真で見る限り「縦横のズレ」だけでなく、カメラの向きが微妙に変わる「回転軸ズレ」も起きています。

ブラケット撮影時の構図のズレの原因は、縦横のカメラの移動でのズレ、体が前に移動してしまった時の前後のズレ、右手に力が入ってしまったと時にカメラの左右の位置ズレなど様々なものがあります。Photomatix Proはあらゆる種類のズレに関して前処理オプションの「ズレの調整」で修正することが出来ます。

 

まずはブラケット写真を読み込んでからの「前処理オプション」の画面です。

スクリーンショット 2015-12-29 22.05.05

画像のズレの調整オプションから右の「プリセット」をクリックするとザラっと一覧が現れます。
今回は手持ち撮影でかなりズレがあるので、「手持ち撮影(大きなズレ)」をクリックします。
ついでに写真には動くボートや車が入ってしまったのでゴースト処理もしたいです。
ゴースト処理についてはこちらの記事で詳細を確認ください。

「ゴースト除去ツールを使用」にチェックを入れて「ズレ調整、除去画面へ進む」をクリック、次の画面に進みます。

セオリー通りゴースト除去の必要な箇所にマークしていき処理をします。
運河選択
ボートと車以外には特に動きの目立つものはなかったので、このまま左側のパネルの「ゴースト除去プレビュー」をクリックします。

 

運河結果
プレビューでしっかりと除去できたのが確認できたようです!
「OK」をクリックしてHDR合成イメージの調整ウィンドウに進みます。

 

運河ブレ
調整画面で任意の部分にクリックするとその箇所の拡大ルーペが表示されます。
橋に付けてある看板の文字を見てもブラケット写真間の構図ズレの影響がほとんどないことがわかります。
ゴースト除去機能と共にこれはPhotomatix Proかなり優秀ですね〜。

このPhotomatix Proの機能のおかげで手持ちでのブラケット撮影もかなり楽になります。
被写体ブレは修正ができませんが、ある程度の構図ズレに関してはカバーしてくれますので気兼ねなくブラケット撮影を行えるのではないでしょうか。

もちろん三脚を使用した場合の方が良いHDR合成イメージが作成できるのは間違いないです。
スナップショット的に待ち歩きをする場合と、気合い入れて三脚を持ち歩いて撮影に出かける場合とで分けても良いかもしれません。

 

今回の撮影場所ーアムステルダム・ハールレンメル通り

52°22’53.4″N 4°53’21.6″E

 

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