メニュー

【オランダ】デン・ハーグでクリムトに会えました

グスタム・クリムトはあまり知りませんでしたが、彼の作品はとても目に焼きつくので、いつかは見たいと思っていた心惹かれていました。
特に彼の作品では目の瞑った描写と表情が素晴らしく、まるでどこか美しい瞑想空間へ安らかに入っているかのような印象を受けます。

彼の出身がオーストリアと聞いた時に、自分の中での彼のイメージとかけ離れていたのでとても意外でしたが、ヨーロッパではどこかで見る機会があるかなと思っていました。
(実はパリにいた時にクリムトの特別展をしていたのですが、予定があわず見ることができませんでした)
今回ブダペストに行く前のデン・ハーグの市立美術館でようやくクリムトの作品に出会うことができました。

デン・ハーグ市立美術館では代表的な作品のひとつ「ユディットⅠ」を見ることができました。
「接吻」や「バージン」、「死と生」などをはじめ他のクリムトの傑作の展示はありませんでしたが、「ユディットⅠ」が館内でも特別な空間に設置されていることと、それほどの混雑はなくゆっくりと堪能することができたのでとても貴重な体験でした。

 

デン・ハーグ市立美術館へのアクセスは、デン・ハーグセントラル駅から24番の直行バスを利用します。このバスは途中日本大使館を通るので、お世話になる方も多いかもしれません。

当日は雨が降っていたのと次の目的地に急いでいたので、あいにく美術館の外観の撮影をするのを忘れてしまいました。アールデコ建築で素晴らしいのでまた機会を作って撮影したいです。

20160522-IMG_1228

美術館の入り口で受付をして、すぐさまクリムトの作品が待つ2階に上がりました。
2階に上がってまず立ちはだかるのはこれ。。。

20160522-IMG_1229

これが2階でお待ちかねとは、かなりキテます。。。
気持ちが一瞬クリムトから離れました、まだ見ていないのに。。。やめて欲しいです(笑)

 

館内はそれ程混雑はしていませんが、それでもオランダ人は美術館賞が好きなようで、朝から熱心な感じの方たちがたくさんいました。

 

ユディットⅠは美術館の一番奥の中央に特別室が設けられているので、幾つもの部屋を通り過ぎてようやくその空間に到着しました。

部屋はトーンを暗くしてあり、一面無数の香水の様な瓶が並べられていて幻想的な演出となっています。

20160522-IMG_1232

ユディットⅠを見る人だかりです。
オランダ人は背が高いので見れません。。。(笑)

でも私が見ていた時間は多くても10人ぐらいの混雑でしたので、少し順番を待てば真正面からユディットⅠを拝むことができます。

20160522-IMG_1237

見えました。左側の絵が「ユディットⅠ」です。

みなさんこのクリムトの傑作を真剣に見入っています。

20160522-IMG_1248

20160522-IMG_1256

幻想的なユディットⅠ。
この空間がすべてユディットⅠの世界になっています。天井からのユディットⅠからもそのオーラが伺えます。

 

こちらが「ユディットⅠ」です。

20160522-IMG_1230

本物は吸い込まれるような美しさがありました。官能的でかつ妖艶、そして透明感があり、女性のご尊顔は実はそれほど美人ではないのかもしれませんが、見た瞬間にして「実に美しい」と私の直感がパッと開きました。

黄金の光を帯びた二次元の世界にはめ込まれた生身の人間の標本の様にも見えます。線の細く柔らかい描写が強い金色との相性が絶妙で、ユディットはか細い女性でありながら大胆な露出、そこにはエロス以上のゴージャスな雰囲気のある出で立ちでした。

 

デン・ハーグ市立美術館自体はコンテンポラリーアートがメインだそうです。ユディットⅠ以外の時間がなくてささっと見て回りましたが、オランダのモダンアートで著名なモンドリアンも美術と言うより空間として捉えるとシンプルなオシャレで清潔感がありとても良かったです。

モダンアートの理解が乏しい私にとっては、ニューヨークのMoMAよりも好みのものがありましたし、スッと入ってくる作品がいくつもありました。他にも異なった芸術作品も興味深かったのでまた来たいと思います。

 

今回の場所 デン・バーグ・デン・ハーグ市立美術館

オランダ、〒2517 HV Den Haag、Stadhouderslaan

 

関連記事

ページ上部へ戻る