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ミラーアップ

撮影時のブレやピンボケを極限に無くす方法は、以下のように撮影環境を整えることです。

ー 三脚を立てて撮影をする、またはカメラを安定した場所に置く
ー シャッターを指で押さず、リモコンかタイマーを利用する
ー レンズ、またはボディの手振れ補正機能をOFFにする
ー ミラーアップ設定をする
ー AFに頼らず、ライブビューで拡大してピントを確認する

この記事では「ミラーアップ」についてお伝えします。

一眼レフカメラで言う「ミラー」とは、シャッターを押す際に動くミラーのことを差しています。一眼レフには、レンズからボディを通ってプリズムに受けた光と被写体を正確に見るためにミラーが入っています。

dslr

レンズの中には何層ものガラスが入っています。
黄色の矢印の流れのように、ファインダーを通して見ている被写体は、それらのレンズを通ってきます。その後、ボディの真ん中にあるミラーに反射して上部のプリズムに向かいます。上がってきた上下反対の映像をプリズムの中で回転させます。そして私たちはファインダーを通して正常な映像を見ることができます。
実際に景色を見る覗き穴・ファインダーとレンズの位置にズレがありますが、それをこのメカニズムで調整しているわけです。凄いですよね、一眼レフカメラって。

実際の撮影もこの工程が関与していますが、シャッターを押すミラーがプリズムの方に上がるシャッターが開く後ろにあるセンサーに光の情報が入る写真が生成されプレビューで確認できる
と言うような流れで撮影がおこなわれます。
実は撮影時に跳ね上がるミラーの反動は意外に大きく、写真にわずかなブレを引き起こす原因になります。特に夜景撮影や長時間露光、または望遠レンズでの撮影時ではブレを引き起こしやすいです。

ZURFRONT

ミラーアップと言う機能を利用すると、ミラーの跳ね上がりの振動が撮影時に伝わらないので、かなりブレを軽減できます。
シャッターボタンを押すとミラーが跳ね上がった状態になります。上のPENTAXの画像で言うと、真ん中のミラーが跳ね上がってシャッター幕が直接受光できる状態になります。その後もう一度シャッターボタンを押すとシャッターが切れて撮影ができます。

上記でも説明しましたが、この方法を利用するときは三脚を使用するか、安定した場所にカメラを置くことが前提です。そしてリモコンを使うか、タイマーを2秒に設定して撮影時にカメラから手を離すことをオススメします。

ソニー、オリンパス、パナソニックなどの製品に見られるカメラ「ミラーレス一眼」と言う言葉がありますが、このミラーを外したカメラのことを指します。

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上のPENTAXのカメラと比べると緑のセンサーがむき出しなのがわかります。

通常の一眼レフとミラーレスカメラはどちらが良い悪いと言うのは、また記事にしてみたいですが、ミラーレス(ミラーを持たない)カメラの存在意義は、デジタル時代でこそ大きいものです。

ちなみにライブビューで撮影する場合は、ミラーアップをしている状態のため、シャッターを切る際のブレは少ないです。
私の場合は、三脚を立てた撮影の際はまずミラーアップを設定しています。ライブビューをずっと使っていると電池の消耗が激しいので構図とピントをマニュアルでを調整したらライブビューを消して撮影しています。

 

フル解像度で確認したときにピントが合ってなくて残念なことにならないように、ミラーアップを是非利用してみてくださいね。

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