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ISO感度(トマト缶で比較)

室内や夜景など、シャッタースピードが足りない時にはISO感度を上げて手ブレしないSSで撮影を行いますが、感度を上げるだけ、ノイズが増加します。
逆に低感度でも、長時間露光(1秒以上のSSで撮影)した場合には、高感度ノイズとは異なるノイズが発生しやすくなります。

カメラをマニュアルで弄らない方の設定では、『ISO感度オート』で撮影しているかと思います。
この場合は、暗い撮影シーンでカメラ機種の上限近くまで感度が上がり、撮影結果をプレビューやPCで見るとザラザラしたノイジーな写真になっています。

 

ISO感度が低いと手ブレを起こしやすい

20151224-R0013318

上の写真は別におじいちゃんに撮ってもらった写真じゃないです。
夜のキッチンでライトをつけた状態で、ISO感度100で撮影してみたものです。かなりブレブレな写真ですね。さすがにシャッタースピード1秒となるとDIOぐらいの力がないと時間が止まるようにブレない写真は撮れません。

手持ち撮影の場合、手ブレしにくいシャッタースピードは「1 / 撮影する焦点距離」と言われてします。例えば35mmの焦点距離で撮影する場合は、1/35秒というシャッタースピードが手ブレするかしないかのひとつの目安となります。
焦点距離が長い望遠レンズ(100ミリとか200ミリ)であれば、当然もっと高速なシャッタースピードが必要になります。

 

ISO感度によるノイズの出かた

20151224-R0013319
ISO感度6400で撮影しました。手ブレは抑えられましたが、文字がだいぶノイズで溶けちゃっています。ホールトマトなんでトマトが溶けている状態でも利用できますが、文字が溶けるのはいただけないですね!そして左側の壁なんかも偽色がかなり出ています。

 

20151224-R0013320
ISO感度800で撮影しました。さっきほどノイズは載っていませんが少し汚いですね。賞味期限間際のトマトの雰囲気を醸し出しています。

 

20151224-R0013327
ISO感度100でしっかりカメラを固定して撮影した写真です。一番最初の写真と同じ条件、「シャッタースピードが1秒」です。他の写真と比較して一番なめらかに、ザラザラ感がなく撮影ができました。
(後ろの壁のザラザラ感は元々ZARAZARA仕様なんです、ノイズではございません、ご了承ください)

 

「ノイズは写真を台無しにする」と考える方は、なるべく大きなセンサーのカメラを

ISO感度によるノイズ発生具合は、センサーの大きさやカメラ機種によって実用的に使える感度の範囲が違います。(基本的には新しいカメラ、そしてフルサイズのようなセンサーが大きい方が高感度に有利です)
高感度に関しても使っているカメラの上限がどの程度までが許容範囲なのかを知っておくと良いかと思います。メーカーで各カメラ機種に搭載した高感度の上限と実際許容できる高感度の上限が異なりますし、JPEGでの撮影かRAWでの撮影なのかで許容感度が違います。

※RAWファイルでの撮影をしている場合は、現像段階で綺麗にノイズ除去の処理が可能です。私の経験ですとフルサイズはISO6400前後、APS-CはISO1600強、マイクロフォーサーズはISO800以下が使用目安です。

ちなみにこのサンプル写真はRICOHのGRで撮影をしましたが、ISO感度が高くなるとホワイトバランスが崩れたり、レンズの歪みがあるのがわかります(特に上の段のトマト缶は変型しています)。良いカメラなんですが、GRの弱点としてテーブルフォトとかでこう言うところが目立つんですよね。このGRの場合はISO3200が使えるかな〜?って感じです。出来れば1600までで抑えたいです。

 

風景撮影時の長時間露光のノイズ

星空などシーンでの長時間露光撮影の場合は大きなセンサーでもノイズの影響があります。出来るだけ「低感度」で撮影する必要があります。星空の風景は街の夜景よりも暗く、そして露光時間(シャッターを開いている時間)が長いと、星が”点”ではなく”線”の状態で写ってしまいます。このケースでは、F値が1.4などの明るいレンズを使用してシャッタースピードを稼ぎ、感度を引き上げて適切なシャッタースピードで十分に露出撮影が出来るように臨みます。

HDR合成の素材撮影でも、極力ISO感度は低く設定しての撮影が望ましいです。特にトーンマッピングー細部強調を利用するとディテールを引き上げる特徴が見事にノイズだらけのイメージを作ってしまいます。

 

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